ざわわ
話題の『高校球児 ザワさん』を買ってきた。
スピリッツを読んで、面白そうな作品だ、という認識は持っていた。
何せ主人公は女性の高校球児である。その名も都澤理紗(ミヤコザワリサ)、通称ザワさんです。
まあそれだけなら水原なんとかとか他にもあるのですが、この漫画がそれらとは違う個性を放っているところに、『本気の野球漫画』ではないところがあるのだと思う。
野球部員、高校球児としてのザワさんの日常描写が、ほぼ作品の主題になっている。
「目指せザワさん甲子園」的な展開は無い。日々のなかでザワさんが何かやらかしてくれたり、彼女を観察&批評している者たちもいる。そういう漫画。
この漫画はザワさんの主観で話が展開されることが少なく、彼女のモノローグはこの巻では一つも登場していない。
健康的な少女ザワさん。そんな彼女のイメージを作ってくれるのは、部の関係者だったり、第三者だったり、何か他の情報だったりする。
様々な要素が絡み合い、そこで必然的に生まれてきて、作品のイメージにもなっていくのが『フェチ性』なわけだ。
いやあ、それがたまらないんだよね。このたまらなさは読んでみて味わうのが一番良いと思うよ。
まあせっかくなので一番気に入ったエピソードを語る。「第9話 東京都 会社員 28歳女」。
な、同僚女性達が高校のおそらく練習試合を観戦、観客席で応援するザワさんの姿を発見するわけです。ザワさんは女野球部員です。メディアにも取り上げられているちょっとした有名人です。
「女がわざわざ「野球」部に入るなんて」と顰蹙がる女性達。話はそのまま化粧室にまで流れ込み…。
…ここからは中々ムカつく程にエグい話になってくるのですが、そんな彼女達の会話の中、個室から出て、洗面所の水で顔を洗うザワさんの姿が。
『凛』です。
ザワさんには彼女達の会話が聞こえていたのだろうか。いや、おそらく聞こえていたことだろう。
しかし怒っているような表情もない。言い返すこともしない。そんなことは意に返さない。そんなザワさんと水玉タオルを見た女性達も、きっと彼女のファンになったことだろうと思う。
表層のフェチっぽさだけではない、ザワさんのカッコよさが伺える、そんな素敵な回。
ながくなった。
まあ熱くなるほど面白いんだ。みんなで読もう。
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スピリッツを読んで、面白そうな作品だ、という認識は持っていた。
何せ主人公は女性の高校球児である。その名も都澤理紗(ミヤコザワリサ)、通称ザワさんです。
まあそれだけなら水原なんとかとか他にもあるのですが、この漫画がそれらとは違う個性を放っているところに、『本気の野球漫画』ではないところがあるのだと思う。
野球部員、高校球児としてのザワさんの日常描写が、ほぼ作品の主題になっている。
「目指せザワさん甲子園」的な展開は無い。日々のなかでザワさんが何かやらかしてくれたり、彼女を観察&批評している者たちもいる。そういう漫画。
この漫画はザワさんの主観で話が展開されることが少なく、彼女のモノローグはこの巻では一つも登場していない。
健康的な少女ザワさん。そんな彼女のイメージを作ってくれるのは、部の関係者だったり、第三者だったり、何か他の情報だったりする。
様々な要素が絡み合い、そこで必然的に生まれてきて、作品のイメージにもなっていくのが『フェチ性』なわけだ。
いやあ、それがたまらないんだよね。このたまらなさは読んでみて味わうのが一番良いと思うよ。
まあせっかくなので一番気に入ったエピソードを語る。「第9話 東京都 会社員 28歳女」。
な、同僚女性達が高校のおそらく練習試合を観戦、観客席で応援するザワさんの姿を発見するわけです。ザワさんは女野球部員です。メディアにも取り上げられているちょっとした有名人です。
「女がわざわざ「野球」部に入るなんて」と顰蹙がる女性達。話はそのまま化粧室にまで流れ込み…。
…ここからは中々ムカつく程にエグい話になってくるのですが、そんな彼女達の会話の中、個室から出て、洗面所の水で顔を洗うザワさんの姿が。
『凛』です。
ザワさんには彼女達の会話が聞こえていたのだろうか。いや、おそらく聞こえていたことだろう。
しかし怒っているような表情もない。言い返すこともしない。そんなことは意に返さない。そんなザワさんと水玉タオルを見た女性達も、きっと彼女のファンになったことだろうと思う。
表層のフェチっぽさだけではない、ザワさんのカッコよさが伺える、そんな素敵な回。
ながくなった。
まあ熱くなるほど面白いんだ。みんなで読もう。
シャングリ・ラ 第11話 胡蝶夢幻
香凛、外に出る。
ディグマ0、カナリアのいざない。
まず今回は、幻想的な話運びだなあと思って見ていたら、脚本が出渕裕さんでした。
前のセリフから次のシーンへ移る演出が効果的。
今までのこの作品の刺々しさ、荒さを滑らかにした印象を受けた。お話は幻想的だけど、その分、得体の知れない感があったキャラに引き込まれたのが大きいように感じる。
香凛の成長という単品のエピソードとして見ることができるのも上手だ。雪のロンドみたいなね…。今までで一番好きな回かもしれない。
香凛は、単純に言えばヒキコモリの身であったんだな。
部屋から外へ。一人のカーボニストから、一人の少女へ、というところか。
まだお仕事は続けるのだろうけど。
問題は、ここで一歩変わった香凛が何をするのかということだ。
「カナリア」の登場と接触は、これからの他のディグマとの接触を示唆している気がする。
しかしほんと設定多いね。それなりにわかってると面白い。面白いぞ?
いつものより今回のED曲の方が好きになってきたんだが、こっちはサントラ2に封入なんだよね。
久々というか、このEDが明るい方向で使われたのは始めてかも?
ディグマ0、カナリアのいざない。
まず今回は、幻想的な話運びだなあと思って見ていたら、脚本が出渕裕さんでした。
前のセリフから次のシーンへ移る演出が効果的。
今までのこの作品の刺々しさ、荒さを滑らかにした印象を受けた。お話は幻想的だけど、その分、得体の知れない感があったキャラに引き込まれたのが大きいように感じる。
香凛の成長という単品のエピソードとして見ることができるのも上手だ。雪のロンドみたいなね…。今までで一番好きな回かもしれない。
香凛は、単純に言えばヒキコモリの身であったんだな。
部屋から外へ。一人のカーボニストから、一人の少女へ、というところか。
まだお仕事は続けるのだろうけど。
問題は、ここで一歩変わった香凛が何をするのかということだ。
「カナリア」の登場と接触は、これからの他のディグマとの接触を示唆している気がする。
しかしほんと設定多いね。それなりにわかってると面白い。面白いぞ?
いつものより今回のED曲の方が好きになってきたんだが、こっちはサントラ2に封入なんだよね。
久々というか、このEDが明るい方向で使われたのは始めてかも?







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