2009-11

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第5話

三号機関の襲撃から逃れ、「いつもの場所」で雑草汁を啜る面々。
『食』です。蘇芳が汁物を作り、そして黒が食べる。

蘇芳とは一定の距離を置いていた黒。
今まで共に食事をとってこなかった二人が、ここで始めて食事を共にする。
人は嫌いな者と食事をとろうとは思わない。食事という行為は、調理をする者や食卓を囲む者など、他者がいて成り立つ共同性のあるものであり、何よりポジティブなものだから。
もちろん「これで二人は仲良くなりました」ということではありません。

この5話で、蘇芳は「嫌いなものを乗り越えよう」と一歩進んだ考えを持つ。
黒に関しては、組織から今度の指令に蘇芳を動向させろという命を受け、蘇芳にとって自分は「G」と同等であるということになにやら含みのある言葉を呟くなど、メンタルの描写がある。
そしてこの小屋の場面で、蘇芳が作ったものを、食べる。可愛げのあるおかわりもしちゃう。
蘇芳が作った雑草汁の中にあったものは、人の中にある何か、血肉のような観念的なもの。それを食したことで、黒と蘇芳の間の距離に、少しだけでも共同性のある変化が起こったのではないかと匂わせる、そんなシーン。
この晩餐はこの回の集約点であり、肝であったと思います。

いろんなものの受け売りで、雑草汁の経緯を考えてみました。
DTBはご飯の美味しそうなアニメだという印象が強かったのでね。
問題は、そう感じることができる二人の関係に、これからまたどんな変化が起こるのか、ということだと思います。

ホテルでの水バトルはカッコよかったですね。


君に届け 第5話

ギクシャクしていく関係。 すっきりするためには、本音で会話をするしかない。

まあ、出任せの噂を振りまいた奴が一番の元凶だと思いますがね。結局噂の出所はどこなんだろうか。爽子を狙ったものか、吉田矢野コンビを狙ったものなのか。いや、両方か?
風早君は「噂はどうだっていい、自分の気持ちが大事」だと言って、それには同感。でも外部にある根底の原因を探るのも大事だと思う。物語的にそれを解決するのは、まだ先になるのかな。

コンテと演出は中村さんで作監は西位さん。原画陣にも通称・馬越軍団だ!
爽子と風早君のやり取り、龍君と吉田さん、お目目キラキラの爽子とかたまらんです。
表情上手い上手すぎる。


こんにちはアン Before Green Gables 第31話 ただひとつの希望

ケンドリック亡き後の親族会議。アンの運命は?

子供たちは親戚に引き取られ、シャーロットは発狂。
親族の皆様マジ薄情。厄介払いにしか見えない。

一人残されたアンは、そのまま孤児院へ引き渡されることになる。
アンの絶望した顔は見ていられない! ここで突き落とされるから、数ヵ月後の未来が待っているのかもしれないけどさ…。マグドゥガル先生の叫びは、ただひとつの希望か。「こういう人間であれ」、と口にしてくれる人がいるのは、救いになるだろうと思う。

次回からは孤児院での生活か。孤児院では本当にろくなことが無かったみたいだが。
今回もプリンスエドワーズ島の名前が出てきて、『赤毛のアン』への調整を感じる中、そろそろ最終回近くの描写が気になってくる。ウィルソンの原作だと最後はどうやって締まるのだろう。やっぱり駅の前後で終わるんでしょうか。

発狂するシャーロットと、家の外で崩れ落ちるアンの芝居に特徴がありました。
シャーロットの崩れは名劇であそこまでやるか。声に脱力したけど…。
アンの一連は「まだヴィオレッタに〜」のとこと泣きつくとこが上手い。繋がり的に同じ人かな。
作監は清水さんで 原画もちらほら来られていた。 判別できないけどな!



赤毛のアンは38話まで見ました。
アン急成長。まさに淑女。カトリックのマリラの教育の賜物か。
只今こんアンで絶望の淵にいるアンの姿から、クイーン学院の受験でやきもきする姿を、誰が想像できるというのか。こういう時の想像力か。


うおっすずしっ

それ町の6巻を購入。

それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)
(2009/10/30)
石黒 正数

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第44話『ざっくばらん』での髪を切った歩鳥は猿みたいで可愛いね。
ごめんなさい。でも俺ショートに弱いのよ。ロングもアリすぎるけどね。もうなんでもござれだ。

第48話『歩鳥初体験』きゃっやらしっはらしい話で好き。
俺も月見の玉子は即効で溶いちゃいます。そしてコロッケとかチキンカツをトッピングに加えちゃったりなんかして、七味を入れてかっこむ。玉子のせいで味が薄くなってしまったらだし醤油をたらり。あ、うどんの話です。

うーん……エビちゃんが意図的に可愛いな。萌えてしまっていいのだろうか。
5巻最後のような探偵SF話がまた読みたいです。


アニメージュオリジナル vol.5

どんどん値段が高くなるオリジナルを買ってきました。

アニメージュオリジナル Vol.5 (ロマンアルバム) (ムック)アニメージュオリジナル Vol.5 (ロマンアルバム) (ムック)
(2009/10/31)
アニメージュ編集部

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メインは『特集・金田伊功』。あとは『アニメが映画に恋した日々』と題して、新作映画の監督インタビュー、対談の特集などなど。
以下、ぱぱっと感想。

『特集・金田伊功』……金田さん。
特別対談に井上俊之×磯光雄と橋本敬史×村木靖の二本を掲載という豪華さ。一線のアニメーターが語る金田さんの変遷は説得力があります。井上さんと磯さんの対談は初っ端から飛ばしている。金田スタイルを真似したアニメーターを総称して「金田モドキ」と言っているのには笑った。

ザンボット3や999などの作品が金田さんの源流である、という考察にはハッとさせられた。そうなんだろうな。テンプレートや定規を多用するようになったという後期の金田さん。洒落になっちゃいますが、ある意味テンプレ化しているところがある気はする。
なんにせよ、オリジナルのオーラが半端ないのは確かですが。俺のmybest金田は火炎龍です……あれを見た時の衝撃は忘れられない(幻魔大戦自体そうなんですが)。あれは映像史、今回の映画特集に合わせて映画史でもなんでもいい、名を残すスペクタクルだと俺は思う。

皆様の過去話は情報として蓄えつつ、現役でバリバリやっている若手として、田中宏紀さんのお名前が出たのが興味深い。今はなんとなーく田中作画を見て「田中さん来てる」と思っているけれど(なにせいろんな作品で名前を見るから)、もしかしたら今現在が既に、これから伝説を起こし続けていくであろう田中宏紀スタイルの、後世に語られる「流れ」に、触れている時期なのではないだろうか? …なんて。

更に、付録として、伝説の『復刻・金田伊功Special SERECTED EDITION』が付いてきました。いや。ラサ可愛いぞ、とか、燃えるような赤が好きだ、とか叫びたくなるのですが、ここは「全部復刻してくれよ」と叫びたい。

『アニメが映画に恋した日々』。ときめくタイトルです。
押井監督は映画には「ダレ場」が必要だと感じているらしい。必要、っつうか。
マクロスFはTV版はつまらなかったが、映画は好みの作品になっている…かもしれない。連載の『河森正治の足あと』は今号も面白かったです。
マイマイ新子はちょっと興味ある。


長くてもあれなので切り上げ。十分長いですねもう癖です許して。
『アニメが映画に〜』は感想では短く締めましたが、実力派クリエイターの映画との関わりが中々興味深かったので、興味のある方は是非。映画ももっと見たいですね。



こんにちはアン Before Green Gables 第30話 そよ風荘の思い出

ハモンド夫妻の馴れ初めと、「そよ風荘」の記憶。
ケンドリックは悪化する症状を押し隠し、仕事を進めていくのだが…。

ハモンドのおじさん…無茶しちゃ駄目だろ…。
結局夢も叶わず、シャーロットや子供たちを残したまま亡くなってしまった。
いやー…。アンが想像したとおりに、シャーロットにまだ暖かい心があるのなら、いろいろとツライだろうな。次回での様子が気になる。

この作品は…『暗くても頑張る!』っていうメッセージがあるんだろうが、こうも人が死んでしまうと暗い気持ちが先行してしまう。損かもしれない。

若いころのハモンド夫妻の回想シーンがあったが、やっと天野さんの良い声が聞けた。


Destiny girl

少女ファイト6巻購入。

少女ファイト6巻 DVD付特装版少女ファイト6巻 DVD付特装版
(2009/10/24)
日本橋 ヨヲコ

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今回も限定版と通常版買いました。あーアホネ。
限定版表紙は由良木。通常版はルミコ。

まずは漫画の感想。
シゲルは実は目の病気だった、という初っ端から重要な…。
シゲルとミチルの教育方針の違いなんて、そういうもの、としか思っていなかった。
このことが今後、どの時点で大きく関わってくるのかが、作品のキーにもなるだろう。

今回は、残る一人であったルミコの悩みがピックアップ。
ルミコの話は、G戦場すぎました。3人出演しちゃったよ。

練と学の関係は、もう完全に一段落ついたようにも見える。
真理とダブって見える学…。上のシゲルのこともそうだけど、今後練に起こる何かがあるとしたら、不吉なことになるのかなあ、と考えてしまうね。

誰かの、抱えているものが曝け出される。そしてまた誰かが、その誰かの曝け出されたものを、時に厳しく、優しく、刺激して、それがまたその人の中に戻っていく。
みんな血が通っている。だからこの漫画には涙が似合うんだと思う。


んで、付属のアニメDVD! …なんだけど。 SDアニメ動かねーw ド…ドラマDVD?まあまあ安いのは助かった。 PVはシリーズ化したらこうなるのかなあと思うと…。どうなんだろねこの後の展開は。


マンガ夜話やってた

まとめてはいないちっさい雑文を。


一夜目はケロロ軍曹。
矢口さんの「何も考えずにマンガを読んでいる」って旨の発言…、ああ、これが普通の読者なのかな…?日向家に父親がいない理由、は説得力があった。

いしかわさんのパンツ皺の話が笑えた。吉崎さんの描く女の子はキャッチーでエロいものね。
夏目さんの「作者は鳥山明の影響を受けている」という発言はさすがだと思った。古い某雑誌に吉崎さんが投稿していた、鳥山明そっくりなイラストを過去に見たことがあり、影響を受けていたのか?と自分も思っていた。インタビューなどの露出で吉崎さんはそれを公言していて、もしかしたらそれを夏目さんは知っていたのかもしれないが、理論的にもそれを感じ取れるんだろうな、と。


二夜目のリストランテは見れなかったチクショウfxxk!!!


三夜目はもやしもん。
人気もあって面白い、そしてなんだかんだで中身がよくわからないこの作品。どう語られるのかを楽しみにしていた。内田さん綺麗ね。

最初の方ではまたしてもフェチ理論をしていて笑った。
夏目さんの、登場人物の顔の対比から発展した、物語の位置関係説は面白かった。
夜話の人たちはさすがに客観性が優れているよなとしみじみ…。

良い意味で破綻しているから、多様な側面が生まれる、か。
確かに、自分がこの作品を「よくわからない」と思った理由も、作品の主体がなんなのか、それがわからなかったからなのかもしれない。でも、それでウケるんだものな、そして自分もそれで面白いと思う。

なんかもう、漫画とかゲームとかアニメの二次的文化がなんでもアリになってきてるのは、単純にそれがアリのラインに入るからなんだろうな。
その中でもやしもんは、破綻の構成度が高く、必然的に人気も出てくる。作品には、立つ鳥跡を濁さず、の上品さがある。なんでもアリの一級犯罪者だから、面白くもなる。 んじゃ、ないかな。


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